戦前の芸者着物美人絵葉書プロマイド買取ました

〇今回、大量の絵葉書やプロマイドが福岡市早良区から送られてきました。
骨董品出張買取ではよく見かける古い絵葉書ですが今回はとても貴重な
戦前の着物美人や芸者、芸子が写っていますいわゆるプロマイドです。

大正末期に流行ったとみられるこのプロマイドは現存数も少なくとても貴重ですね。
江戸時代には、「役者絵」「相撲絵」などの浮世絵があり、人気歌舞伎俳優、力士の肖像として賞翫されました。明治以後、写真術が輸入されると、これが写真にとってかわられ、手札型の力士・歌舞伎俳優の写真が販売されます。当時は「ブロマイド」とは呼ばれませんでしたが、「プロマイド (Puromaido) 第一号」は日活の尾上松之助のもので、大正9年（1920年）に発売されました。 大正10年（1921年）、松竹キネマが蒲田撮影所を設立したときに、当時の人気女優・栗島すみ子、川田芳子らの写真を、街の写真屋が大量生産します。栗島すみ子のプロマイドは「一日に4千枚売れた」との記録が残っている。
これをコレクション商品として世に広めたのが浅草の「マルベル堂」ですね。同社の発行したプロマイドの「時代劇スタア」で最も売れたのは林長二郎（長谷川一夫）で、『雪之丞変化』扮装のそれは、二年以上も売れ続けたといわれたそうです。
写真のプロマイドは「絵葉書」としても流通していたようです。
骨董品買取の福岡玄燈舎では戦前絵葉書やプロマイドを買取致します。
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