【短冊買取】

 骨董品買取の福岡玄燈舎です。今回の骨董美術品の買取は福岡市郊外の福岡黒田家の末裔のお宅で掛軸、屏風、古書や中国陶磁器などを 買取りさせて頂きました。 写真の短冊はその一部ですが「くずし字」はなかなか読めませんね。 作者は黒田藩家臣の方や関係寺院の方だと思われます。



室町時代に和歌を書くようになった短冊は、元々は料紙の節約から発生したものと考えられます。 1枚の和歌懐紙を6枚折りにして、刀で細く切り裂く、これが短冊の原型です。 現在残っている最も古い短冊は、南北朝時代のものです。 二条為忠・兼好法師・頓阿法師のものなどがあります。 足利尊氏ら多くの人々が供養のために短冊に歌を書き、それを貼りつないで、その裏に「宝積経要品」を書写したものが、残っています。 これは、室町時代以降の他の遺品よりも小さく、短冊そのものの変遷をみる上で重要な資料になっています。 

 
骨董品買取の福岡玄燈舎では掛軸や短冊、古文書など買取り致します。お気軽にお声掛けください。受付年中無休 電話050-3569-2100

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