竹久夢二 絵葉書買取りました

福岡市中央区に骨董品買取の依頼にでお邪魔いたしました。
とても古いお家で築90年ほどの古民家でした。
大正ロマンな着物や茶道具、甲冑の兜や掛軸、屏風などもあり買取させていただきました。
その中の買取品で戦前絵葉書や地図もありました。
写真の絵葉書は「竹久夢二」の絵葉書です。
竹久夢二は明治17年、岡山に生まれた夢二は18歳で上京し、雑誌や新聞にコマ絵を寄稿するところから画家としての道を歩み始めます。 やがて「夢二式美人」といわれる独特の情感をたたえた美人画のスタイルを確立、叙情あふれる画集を次々と発表して人気作家となりました。 また、雑誌の表紙や広告から、千代紙、便箋、封筒、うちわ、半襟、浴衣などの日用品まで幅広くデザインを手がけ、 商業美術や出版の世界でも卓越した存在でした。 仕事の領域は画家にとどまらず、今でいうイラストレーター、グラフィックデザイナー、あるいはアートディレクターの先駆者といえるでしょう。 そんな夢二の姿は、19世紀末のパリで活躍したベル・エポックを象徴する画家、トゥールーズ=ロートレック(1864〜1901)に重なります。 ともに画壇に属さず、版画やポスターを独立したジャンルにまで高めた2人は、時代の先端を読み取る感性を持っていました。 明治30年代ごろから、ヨーロッパの世紀末芸術の波が日本にも押し寄せます。 夢二も、洋雑誌や美術書からロートレックをはじめ、 ゴッホ、ゴーギャン、ルドン、ムンク、ビアズリーらの図版を切り抜いて貼りつけたスクラップ・ブックを残しており、 熱心に研究したことがうかがえます。

骨董品買取の福岡玄燈舎ではレトロな竹久夢二作品買取致します。お気軽にお問い合わせください。受付年中無休 電話050-3569-2100

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